折角ていこくらんち様にもネタにされたので軽いTipsとレビューを。
昨年一眼レフを卒業しX100Fをメイン機種として使っていますが、28mm以上の広角をネタ的に撮る際、YI M1にLAOWAの7.5mm F2 MFTコンビを使います。
いろんな映画やアニメでも出てくる交差点ですが、さすが換算15mmは直ぐ手前から全景が撮れます。
LAOWA 7.5 F2 MFTは完全マニュアルレンズなのでYI M1でもマニュアルフォーカスを使うわけですが、M1は
「マニュアルフォーカス時のみ○ボタンで領域拡大」が行えます。
○ボタンを押し続けると拡大率が上がり、タッチスクロールで拡大箇所を移動することが出来ます。また、マニュアルフォーカス時もタッチパネルでフォーカス位置指定ができ、その場合は指定した部分が拡大されます。
FマウントのAPSCを使っていた時代にSIGMAの8-16mm F4.5-5.6 DC HSMも使っていたので、換算12mmの画角もある程度は理解していました。
使いみちが難しい超広角ですが、建物を撮るときにはおもいっきり角からパース付けて撮るとこんな感じでそれっぽい絵となります。
同梱のズームレンズ12-40と画角の比較をするとこんな感じです。
撮影ついでにオリンパススクウエアを覗いてきたのですが表看板をすぐ手前でとってもこの画角です。比較的明るいレンズですので開けるとボケやすいですが画角的がかなり広いため、見えれば良い程度であればアニュアルフォーカスもあまり難しくありません。流石に店内でこのカメラを出す勇気はありませんでした…多分m4/3と気づいてもらえないとは思いますが。
YI M1自体は超低価格で節操のないパクリデザインボディにpen-f相当センサーを無理矢理載せた激安仕様です。手に持っただけでその軽さにビビります。UIも今までカメラを作っていなかったメーカらしく割りきっていますし、HDRがよくわからん動きをしますしAFは2005年ぐらいの機種でももうちょっと頑張れるという程度です。他にm4/3ボディを持たれている方のサブ機としてもぎりぎりどうだろう?という感じでしょうか。
LAOWA 7.5mmF2MFTはその本体より高いレンズになるわけで、一部で指摘の有るフードの脆さ(非常に小さくて薄い)はあるものの、十分頑張った品質と思います。日本のカメラおよびレンズメーカクオリティを求めてはいけませんがしっかりした作りにはなっています。
片手で軽く持てるサイズと重量で超広角を撮る専用機、後1本レンズを持ち歩いても数百グラムというのは非常に手軽で「所詮中華メーカ」と侮れない部分はあるかなと思います。決して他のメーカに「勝ってる」とは言いませんが、なにせお値段がトンデモナイぐらい安いので。